ときどきヒカリゴケ

ハイポニストヒカリゴケの俳句や生活のこと

約20年前か…(遠い目)

実家に帰ると、それまで作っていた俳句を、これがいいとか、これはここがダメとかご意見を求めるんですが、雪の傍題を見てもらっていると姉が突然、

 

「雪月夜って季語、覚えとるやろ?」

と、覚えていて当然という圧の質問。

 

面食らいつつ、

「へ?雪月夜?…雪月夜!?」

頭フル回転させるもヒット0件。

 

 初めて出会ったと思い込んでいた雪月夜と私の関係とは…

「…覚えてない…雪月夜になにがあったん?」

 

「覚えてないん⁉️あんたがK君から贈られた俳句の季語が雪月夜やったやろ‼️上手かったから覚えとるよ‼️」

 

「えー⁉️Kから私に俳句が贈られた⁉️全然覚えてない💦」

 

 いつのまにか、違う部屋にいた母までやってきて参戦。

「そうよ、あれは上手かったからね。

よう記憶しとるよ」

 

完全に劣勢だし思い出せないし白旗💧

「えー、どんな俳句やったん?」

 

君の嘘知っていたわる雪月夜          K

 

上手い。

さすがはKだ。

というか私、これを聞いてもなにがあったのか、全くもって思い出せない。

いったいどんな嘘をついたのか…

 

結局思い出せないのだけれど…

兼題「雪月夜」を作る際にプラスなイメージが湧かなかったのは、これが深層心理にあったからなのかなぁ💧

 

別に、男女の関係ではなかった二人。

だけどあの頃、軽口叩きながらもKのスマートさを認め尊敬してる私がいたし、Kもまた私のことを認めてくれているのがわかってた。

 

全くもう、ボディーブローのように効かせてきやがって。

なにしたかは分からないけど、多分もう忘れない(笑)

 

まぁるい星のどこかで、しっかり幸せであることを心から祈っています。