「烏瓜」を考える
兼題「烏瓜」
晩秋
からすうり。ウリ科の蔓性多年草。夏の夕暮れには綺麗な白い花を咲かせるが、秋になると長卵形の長さ5~7cmの実を結ぶ。初めは緑色で、秋が深まるにつれ朱紅色に熟す実は、蔓が枯れてもそのままぶら下がっている。(俳句ポスト365引用)
見た記憶がない。
故に、これっぽっちもイメージが湧かない(笑)
今年の秋には必ずあなたを探し出します❗️
大歳時記には「蔓が枯れても朱色のままでいつまでもぶら下がっているのは印象的である。」とあります。
ふむ。
なにやら烏瓜の意思の強さを感じます。
さて、こんな時は例句鑑賞じゃあ‼️
くれなゐもかくてはさびし烏瓜 蓼太
烏瓜淋しさかくしきれぬ赤 佐伯芙美
色や淋しさを詠んだもの、多いですね。
あまりイメージ湧かない兼題でやると、類想類句ど真ん中になりそう。
次。
烏瓜野良着をまとひ惑ひなし 成田千空
一生のいま火の玉の烏瓜 櫛原希伊子
からす瓜土着してその志 金子青銅
烏瓜になにやら意思を感じる、私と似た感覚かな。
好きだった例句
烏瓜もてばモジリアニイの女 有馬朗人
映像化を心掛けながら、水曜まで頑張ります❗️