ときどきヒカリゴケ

ハイポニストヒカリゴケの俳句や生活のこと

ハイポ「鮃」机くんレポート

つぎがいさん、いつもありがとう😊

掲載させていただきます✨

 

 

とりあえず机くんレポートです、みなさんの感性を邪魔せず、リフレッシュになりますように。

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・ヒラメやカレイは孵化後10日目くらいまでは普通の魚と同じ形。その後、目の移動が始まり、30日目頃で右目は背ビレの直前・頭部の正中線上へ移動し、40日目には移動が完了して親と同じ目の形になる。
・水深50~200mの砂地に生息。夜行性。カレイは砂の中のゴカイやソメイなどを餌とし、ヒラメは小魚やイカ、エビなどの遊泳魚を捕食する。ヒラメはカレイと違って口が大きく鋭い歯を持っている。漁師の指先に食らいつくほどどう猛なヒラメを「テックイ(手食い)」「オオグチ」、1mを超す大型魚もいることから「トイダ(戸板)」と呼ぶ地方もある。釣りでは30㎝ほどの小さなヒラメを「ソゲ」、70㎝くらいから「座布団(ヒラメ)」と呼ぶ。
・昔は「ひらめ」とは東京近郊だけで使われていた言葉で、関西では「かれい」と特に区別されていなかった。江戸時代の江戸では大型のものを「ひらめ」、小型のものを「かれい」と呼んでいた。
・旬は産卵前の秋~冬場で、寒びらめと呼ばれる。産卵後には身が痩せてしまうため、「三月ひらめ」「夏ひらめ」と呼ばれ、「夏ヒラメは猫マタギ」のように季節外れといわれる。3㎏くらいまでのものが美味しく、それ以上のものは大味となる。
・ヒラメは捕食のためにえんがわを使ってよく泳ぐ。
・旨味成分のイノシン酸が豊富なため、淡泊でありながら濃厚な味わいがある。
・ヒラメやカレイは表側の色を生育環境に合わせて変えることができる。まず視覚で周辺の海底の色調を認識し、体表の色素細胞を周辺の色調に同調させる。裏側(無眼側)は、天然物は真っ白い、養殖は黒い斑点がある、例外として底に砂を敷いた水槽で10㎝くらいまで成長させた養殖放流したものは真っ白い。
・オスは約2年、メスは約3年で成熟する。寿命はオスが19歳以上、メスが20歳以上。
・ヒラメの漁獲量はH27年28年では宮城、青森、北海道が多く、次いで千葉、茨城が多い。長崎県の平戸は1月から4月の漁期に合わせて「ひらめまつり」を行う。
・ヒラメの養殖も盛んに行われ、H27の総量の24%を占めている。ただ1997年をピークに養殖量は減り、現在はピーク時の1/3程度。
・ヒラメの消費量は景気の悪いときには落ち、景気のいい時は上がる。2011年にクドア食中毒(クドアという寄生虫がヒラメにいることがある。)がニュースになった後は消費量が落ち込んだ。(クドアは大体養殖のヒラメに寄生しているといわれる。現在はクドアへの対策が行われており、あまり神経質になる必要はない)
・ヒラメを県の魚としている県は、青森県茨城県京都府鳥取県、福岡県、長崎県
・刺身や寿司、ムニエルなどで食べる。ヒラメの漁獲量の多い地域では、漬け丼が名物になっている。
・稀に、目の位置が通常とは反対側にある(カレイのような)逆位のヒラメが見つかる。実は逆位は人工種苗に比較的多く出現する。